従業員研修用・諏訪ものづくりプログラム【オンラインコンテンツ】

諏訪エリアは有数の観光地であるとともに、精密技術を核にしたものづくりの集積地域です。なぜ、このような企業が諏訪に集まっているのでしょうか。その秘密を歴史から紐解きながら、最先端の技術現場をご案内します。

各動画はそれぞれ13分から最長で21分間です。バーチャルな動画ツアー体験で、ぜひ、諏訪の産業観光の魅力に触れてください。


※オンライン配信プログラムをご覧いただくのは無料です。いちばん下のお申込みフォームに必要事項をご記入のうえ、ご参加ください。動画を閲覧できるWEBページをご案内いたします。それぞれ専門家による内容充実のセミナーです。


オンライン配信プログラム

諏訪地域の技術、産業発展の原点から現在、そして未来へ

「蚕糸から超精密微細加工へ」

㈱地域経営プラチナ研究所
代表取締役 
平尾 勇


諏訪地域の産業史として明治時代から150年の歴史を4つの区分で振り返ります。第一変革期、製糸王国の形成。第二変革期、疎開企業の定着から精密工業へ。第三変革期、電子精密・自動車部品へ。第四変革期、超微細加工技術で様々な分野に挑戦。諏訪圏は、いつの時代も成長分野へのシフトを続けてきました。その全貌をダイジェスト版として短くまとめたセミナーです。

 
「地域ブランド技術ナノテクノロジー」

NPO諏訪圏ものづくり推進機構
専門アドバイザー
細田 高司(監修) 松本 裕子(講演)


諏訪地域の説明から始まり、観光地としての魅力を掘り下げ、御柱祭のプロモーション動画を流します。また縄文遺跡、御神渡りや温泉などの独自性や、日本酒、お味噌などがブランドとして成立した背景にふれます。さらには、諏訪メッセの歴史から、様々な諏訪圏企業との出会いに役立つ「わが社のひとわざ」PR活動を紹介します。

「蚕糸博物館/産業発展の原点」

岡谷蚕糸博物館
館長 農業博士
髙林 千幸


館内を巡りながら、髙林館長が岡谷の製糸業の歴史を解説いたします。最盛期には、岡谷市には約200の製糸工場があり、人口の45%を工女さんが占めていました。製糸の機械も当初は輸入品でしたが、やがて独自の諏訪式が開発され、さらに大量生産の自動化機械へ。その実際の機械の数々が展示されています。また繭玉から糸をとる実演やいまも稼働中の工場など館内の全容を紹介しています。

 

「精密ナノ加工<カメラ>」

NPO諏訪圏ものづくり推進機構
常務理事
小坂 和夫


諏訪地域のものづくりの原点として、製糸業の繰糸機の技術革新から解説します。ミクロン単位の製糸技術と精密技術の関係や、戦中戦後の数多くの疎開企業の実名を出しながら、東洋のスイスと呼ばれた精密業の黄金時代を振り返ります。しかし、なぜ、そのような隆盛を極めたカメラ産業が衰退したのか。その原因に触れるとともに、最後に、コンソーシアム活動や企業連携など、これからの諏訪圏の課題や方向性についても語ります。

 

 
「精密ナノ加工<オルゴール>」

(株)オルゴール
代表取締役
柴垣 幹男


諏訪では、戦後の政府の産業政策の一貫としてオルゴールづくりが始まり、かつては世界一のオルゴール生産数を誇っていました。そして今、株式会社オルゴールでは、職人魂を入れた丁寧な製品づくりを展開しています。その製作工程を「編曲」「ドラム加工」「振動板調律」「組立て」の順番で紹介していきます。素晴らしい音色が生まれる背景には、人間の繊細な感覚が関わっているのです。

 
「コンソーシアム活動」

NPO諏訪圏ものづくり推進機構
理事
五味 知佳士


中小企業が大企業に対抗できるコンソーシアム活動です。いまSUWAブランドとして、大きく3つの活動を展開中。まず「医療・ヘルスケア研究会」では、すでに3つの商品を開発。ある医療系展示会でグランプリを獲得しました。「環境研究会」では、飲用水生成の装置、小水力発電設備、高部配水池IoT調査など着実に実績を積み上げています。そして100万点以上の部品が関わる「航空機システム研究会」では、さらに分科会ごとに研究開発を進めています。

 
「企業人材育成 革新スクール活動」

NPO諏訪圏ものづくり推進機構
信州ものづくり革新スクール校長
森 安夫


革新スクールがめざすのは、卒業したメンバーが、企業の元気、地域の元気、信州の元気を取り戻すことです。中小企業の中核人材、幹部候補生は、このスクールで学び自社に戻り、職場の改革リーダーとして活躍できる力を養います。また企業のOB人材を活用し、企業で養った自分自身のスキルを棚卸し、さらに磨き、中小企業にインストラクターとして出向きます。本動画では、カリキュラムの具体的な内容や実績も紹介します。


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